澤田 雅彦（さわだ まさひこ）さん
―澤田さんは工作機械メーカーから転職されたそうですが、これまでのご経歴と河野電気工事に入社された経緯について教えてください。
私は入社26年目で、転職は知り合いにご紹介いただいたのがきっかけです。もともと、電気関係の仕事をやってみたいと思っていたこともあり、電気工事士への転職を決めました。
景気が悪くなったりすることによって、仕事が少なくなくなる会社もあるなかで、河野電気工事は影響を受けにくい会社だという評判を聞いていました。実際に、まわりの環境に左右されにくい安定した会社であることも、魅力に感じています。
―澤田さんは工業高校の機械科を卒業されて、工作機械の仕事をされていましたが、未経験者として不安はありませんでしたか？
仕事をしながらだんだんと技能を身につけ、第一種電気工事士の資格などをとってきたので、工事に関する資格は大体もっています。試験の前にはいろいろな講習を会社が受けさせてくれたため、とても助かりました。
―職場での役割について教えてください。
現場でのとりまとめ役（リーダー）を任せてもらっています。首都高の道路を映すカメラの更新、例えば古い機器を新しいものに替えたり、光ケーブルを敷いたりといった仕事です。現場によっては自分がサブ（リーダーの補佐）に回ることもあり、現場ごとにリーダーを決めています。
―どんなときに仕事のやりがいを感じますか
入社してから２、３年もすると、一人で仕事を任されることがあります。年功序列というよりは、勤続年数に関わらず仕事ができる人には責任を持たされることもあり、そういう時は、やりがいを感じられます。また、首都高速や電力会社など、公共機関を下支えする仕事を任されているという、責任感や使命感がもてます。
―職場の雰囲気や働きやすさについては、どうでしょうか。
社風は明るく社長も気さくで、アットホームな会社です。社員それぞれの個性を生かしながら、困ったときには先輩が後輩の話を聞いてあげる雰囲気があります。現場では、仲間どうしで声をかけあって、言葉の「キャッチボール」がよく交わされています。
ここ数年で若い人も入社してきて、20代や30代も活躍しています。職人気質（かたぎ）で新人には口も聞いてくれない、というような人はいません。優しい人が多いです。
―将来、ともに働くことになる仲間へのメッセージをお願いします。
小さな会社ですけれども、安定した収入がえられ景気に左右されにくい会社です。高校や大学の出身者、未経験者も入ってきていますが、技能や経験のある50代が転職してこられることもあります。
当社では働きながら電気や工事に関する資格をとることができ、5年10年と長く働けば働くほど幅広い技能が身につけられるという利点があります。いっしょに長く働いてもらえる方々に来てもらいたいと思います。
